ダイヤモンドの「カットの種類」と価値の違い

2018.01.172019.03.05

ダイヤモンドには、いろいろなカットのものがあります。オーソドックスなダイヤモンド型のほか、ハート形などのかわいいカットのダイヤモンドを目にしたことのある方も多いでしょう。

ダイヤモンドは、カットによっても価値が変わってしまいます。代表的なカットの種類と共に、価値の違いについてもご説明します。

ダイヤモンドの「カット」とは?

ダイヤモンドは、ほかの宝石とは少し違う、高いきらめきが特徴の宝石です。小さくてもキラキラと美しく光るダイヤモンドは、多くの女性のあこがれの的でしょう。

しかし、ダイヤモンドも、原石のままではこのような高いきらめきを持つことはできません。ダイヤモンドが光を受けてまばゆく輝くのは、熟練の技をもったプロの手でカットされるからこそなのです。

研磨とカット

ダイヤモンドは、カットによって光の反射の仕方をコントロールされています。ダイヤモンドの優れた屈折率と、ダイヤモンドを輝かせるカット、そして、高い透明度が重なりあうことで、あのような独特のきらめきを得ることができるのです。

なお、ダイヤモンドの価値を左右する「4C」における「カット」は、いわゆる実際のカットだけでなく、「研磨」についても評価基準となります。いくら美しくカットされていても、研磨技術が劣っていては、ダイヤモンドの美しい輝きを得ることはできないためです。

カットの種類

カットには、非常にたくさんの種類があります。ここでは、そのなかでも代表的なものについていくつか種類をご説明します。ダイヤモンドのカットの種類を知って、普段のアクセサリー選びをより楽しく、充実した時間にしてみてはいかがでしょうか。

ラウンド ブリリアント カット

多くの方が「ダイヤモンド」と聞いて思い浮かべるような、一番オーソドックスなカット方法です。エンゲージリングにもよく使われる方法で、丸い形と放射線状にカットされた58面の平らな正八角形が特徴です。

ダイヤモンドをもっとも華やかに輝かせることができるのは、このランドブリリアントカットだといわれています。

オーバル ブリリアント カット

ラウンドブリリアントカットが円形なのに対して、オーバルブリリアントカットは、楕円の形が特徴です。57面の平面で構成されていて、穏やかで上品な輝きを放ちます。ダイヤモンド以外の宝石でもしばしば使われているカット方法です。

ペア シェイプ プリリアント カット

ペアシェイプというのは、洋ナシのような形をしていることからつけられた名前です。オーバルブリリアントカットの片側を細くシェイプした形で、ティアドロップ型とも呼ばれます。

特にペンダントでよく見られる形状で、ダイヤモンド以外の宝石でもしばしば目にします。大人の気品を感じさせる優美なカット方法だといえるでしょう。

マーキーズ ブリリアント カット

「マーキース」や「マーキースシェイプ」とも呼ばれる、ラグビーボールのような形のカットです。マーキーズは、侯爵夫人という意味で、クラシカルな美しさと強さを感じさせるデザインです。

ベースの宝石の周囲を飾るサイドストーンのカットとして目にすることも多いカット方法です。

ハート シェイプ ブリリアント カット

65面の平面でハート形を形作るカット方法です。形の通り、かわいらしいイメージのカットですが、カットした際に削り取る部分が多くなってしまうため、大きさに対して高額になりがちです。ダイヤモンド以外の宝石でも使われることの多い形です。

エメラルドカット

その名の通り、エメラルドに対して多く利用されているカット方法です。四角い50面体のカットが、落ち着いた大人の魅力を演出してくれます。

プリンセスカット

エメラルドカットは非常に歴史のあるカット方法ですが、プリンセスカットの歴史は浅く、1970年代以降に考案されたものです。エメラルドカット同様四角い形が特徴ですが、よりきらめきが強くなるようにカットされています。

カットによる5つの評価

ダイヤモンドのカットは、グレードによって5段階にわけられています。それぞれのグレードによってダイヤモンドの価値は大きく変化します。

EXCELLENT

最上位のグレードで、「EX」と表記されます。EXとして認められるかどうかは、全体の深さ、角度、研磨、カット面の大きさ、対称性など、いくつものポイントを総合して判断されます。

なお、一般に、対称性、研磨性が両方VG以上の場合、カット評価はEXCELLENTになります。そのため、通常のEXCELLENTと区別するために、対称性、研磨性、カットの総合評価の3つがすべてEXCELLENTである場合は、「3EX(トリプルエクセレント)」とされます。

また、優れたカッティング技術のダイヤモンドは、表から見ると弓が、裏から見るとハートが放射線状に広がっているように見られることがあります。このようなダイヤモンドも、「ハート&キューピット」と呼ばれ、特にバランスがよく、高評価のものとされています。

VERY GOOD

EXCELLENTに次ぐグレードで、「VG」と表記されます。VG以上のダイヤモンドは、多くの場合、ランクを明記したうえで販売されています。

GOOD

「G」と表記されます。ただし、GOODのダイヤモンドは、評価が高いとは言えないため、あえて記載されることはあまりありません。つまり、カットグレードについての表記がされていないダイヤモンドの場合、「GOOD」以下である可能性が高いと考えられます。

FAIR

「F」と表記されます。なお、ダイヤモンドは「カラー(色)」についての評価でも「F」が使われており、こちらは市場に出回っているもののなかではもっとも良いともいえる高グレードを表すものです。

FAIRは、決して価値が高いとはいえないグレードです。ダイヤモンドの評価として「F」と書かれていた場合は、カットではなくカラーについて書かれているということです。

POOR

「P」と表記されますが、販売しているダイヤモンドに対して、POORグレードであることをアピールすることはまずないでしょう。

査定を受ける前に、ダイヤモンドのカットの価値を知っておこう

ダイヤモンドの輝きはカットの仕方によっても大きく変わるものです。とはいえ、一般の人ではそれを見分けるのはなかなか難しいでしょう。気になる方は買取店で実際に見てもらい、査定を依頼してみましょう。

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