ダイヤモンドの「色」による価値の違い

2018.01.122019.03.05

「ダイヤモンドは無色透明」…そう思っている方も多いでしょう。ところが、実は、ダイヤモンドにも色があるのです。ダイヤモンドの色は、その価値を左右することもある重大なものです。

そこで、ダイヤモンドには一体どのような色があるのか、また、それがどのように評価されるのかについてご説明します。ダイヤモンドをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダイヤモンドの「色」による評価基準

ダイヤモンドの色は、実に23段階もの細かいランクに分けられています。一番色がないものがもっとも高ランクのD、一番色味が強いものが最低ランクのZとなります。

D

もっともランクが高く、色がないものです。ほぼ採掘することはできないともいわれています。ちなみに、Dから始まっているのは、基準が統一される以前、「ABC」をランクに使うところが多かったためです。

「まったく新しい統一基準を作る」という観点から、この3つをのぞき、Dを最高ランクとしたという背景があります。

E

Dクラスの次にランクが高いものですが、こちらも市場ではほとんど見ることはできません。蒸留した水と同じ色だといわれています。

F

一般に出回っているなかでは最高ランクのものです。そのため、通常の宝石店でタイヤモンドを選ぶとき、できるだけよいものを買いたいのであれば、「F」を選ぶとよいでしょう。D、E、Fランクの3つは、無色(Colorless)となります。

G

ランクGのダイヤモンドは、ほぼ無色(Near Colorless)で、F以上と比べるとワンランク下になってしまいます。しかし、完全に無色とはいえないものの、限りなく無色に近いといって差し支えのないランクです。

H

ランクHも、ランクGと同様に、無色に近い色みを持ったダイヤモンドです。プロが見れば色がついていることがわかっても、一般の方が見たときに色が感じられることや、グレードが低いと思われることはまずないでしょう。

I、J

ランクGやランクHと同じくほぼ無色に分類されるものの、ほかのダイヤと比べると黄色みがわかってしまう場合があります。ただし、枠を付けてアクセサリーとして利用する分には、黄色みが感じられることはほぼありません。

K、L、M

かすかな黄色(Faint Yellow)を帯びたダイヤモンドです。ランクMになると、一般の人が見ても黄色がかっているのがわかります。

N~R

とても薄い黄色(Very Light Yellow)に分類されます。明らかに黄色いダイヤモンドです。

S~Z

薄い黄色(Light Yellow)です。さらに黄色みが強いものです。

結婚指輪はHクラス、婚約指輪はGクラスから上

婚約指輪や結婚指輪に利用するダイヤモンドは、Hクラス以上が適しているといわれています。ダイヤモンドは婚約指輪の定番ですが、ダイヤモンドでありさえすればなんでもいいというわけではありません。

もちろん、好みは人それぞれですから、本人が望んでいるのであれば何を選ぶのも自由です。とはいえ、一般的な指針についても知っておくべきでしょう。ダイヤモンドが結婚指輪に利用されるのは、その硬さから永遠を感じさせるためといわれています。

無色透明なダイヤモンドは、純粋さも感じさせるものでしょう。そのような特別な石ですから、できれば黄ばみが見られるようなものではなく、できるだけ色のないものを選びたいものです。

なお、婚約指輪のダイヤモンドは、「できればGクラス以上のものを」とされることもあります。ランクが高ければ高いほどよいというのは当たり前のことですから、できるだけ価値のあるものを選びましょう。

稀少な色付き、「カラーダイヤモンド」

多少黄色みがかっているものもあるとはいえ、通常、ダイヤモンドには色がなく、透明です。しかし、ときには色のついたダイヤモンドが見つかることもあります。これらのカラーダイヤモンドは、1万にひとつほどしか見つからないともいわれる稀少なものです。

カラーダイヤモンドの12色展開

  • イエロー
  • オレンジ
  • ピンク
  • レッド
  • パープル
  • バイオレット
  • ブルー
  • グリーン
  • ホワイト
  • グレー
  • ブラック
  • ブラウン

「無色」とともに、「透明」というイメージも強いダイヤモンドですが、ブラックダイヤは不透明な石です。ダイヤモンドにもいろいろな種類があり、一概に無色透明とは限らないということです。

価値の高いカラーダイヤモンド4選

黄色みの強いダイヤモンドは価値が下がるというのが一般的な考え方ですが、よりはっきり色のついたカラーダイヤモンドについては、その限りではありません。稀少性が高く、美しいことから、かえって価値が高くなることもあります。

中でも人気の高いピンク、ブルー、レッド、イエローのカラーダイヤモンドについて、特徴をご説明します。

ピンクダイヤモンド

オーストラリアなどでよくとれるダイヤモンドですが、普通のダイヤに比べると産出量はかなり少なくなっています。その稀少性と、かわいらしい見た目などから人気が高まっていて、オークションでダイヤモンドとしては過去最高ランクの約83億円で落札されたこともあります。

ブルーダイヤモンド

こちらも稀少価値が高く、人気のあるダイヤモンドです。オークションでは、1カラット1億8000万円ともいわれる高額な価格がつけられたこともあります。

レッドダイヤモンド

稀少なピンクダイヤモンドのうち、特に色が濃く発色しているものを「レッドダイヤモンド」と呼びます。そのため、レッドダイヤモンドは、ピンクダイヤモンドよりもさらに貴重で、高額だといわれています。

イエローダイヤモンド

「価値が低い」と言われてきたイエローダイヤモンドも、近年では人気アクセサリーブランドのティファニーが多数のアイテムを展開するなど、注目が集まっています。特に、「カナリーダイヤモンド」と呼ばれる濃い黄色のダイヤモンドは、通常のダイヤモンドよりも価値が高いとされています。

買取査定を受ける前に、ダイヤモンドの色について知っておこう

このように、ダイヤモンドは色によっても買取額に差が出てきます。ダイヤモンドをお持ちの方は、透明度や色味などを確認しつつ、実際にどれくらいの買取額になるのか査定してもらってはいかがでしょうか?

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