高額査定が出るのは、どんなダイヤモンド?

ダイヤモンドを売却するとき、特に高額な価格がつくのはどのようなものなのでしょうか。特に買取額が高いダイヤモンドの特徴についてご説明します。

お手元のダイヤモンドが、買取額が高い可能性があるかどうか、ぜひチェックしてみてください。

本物(天然)のダイヤモンドであること

当たり前のことですが、にせもののダイヤモンドでは、高額買取は期待できません。それでは、「にせもののダイヤモンド」とは、いったいどんなものなのでしょうか。

キュービックジルコニア

キュービックジルコニアは、アクセサリーに利用されることも多い人工石です。基本的に無色透明で、ダイヤモンドと同じカットを施すことで、ダイヤモンドのような輝きを得ることができるものです。

アクセサリーとして普通に利用する分には十分美しく感じられるキュービックジルコニアですが、本物の天然ダイヤモンドとは比べ物にならないほど安価です。

キュービックジルコニアのアクセサリーは、一見、「ダイヤモンドかも!?」と思うこともありますが、専門家が見れば違いは明らかです。

高い買取が期待できないだけでなく、買取をしてもらえないこともあるでしょう。

モアッサナイト

天然ものも存在しているものの、ごくわずかで、市場に出回っているものはほぼ人工のものです。これもダイヤモンドと似ているものの、価値はまったく異なり、安価です。

人工ダイヤモンド

ダイヤモンドであることは確かですが、天然ものではないため、それほど高い買取は望めません。最近は人工ダイヤモンドの技術があがり、美しいものが安価で出回るようになってきました。

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの見分けはとても難しく、一般の方にはほとんど不可能でしょう。鑑定書などがあるダイヤモンドなら天然ものだとわかりますが、そうでない場合はなかなか判断がつけられません。

価値の高いカラーダイヤモンド

黄色みがかったダイヤモンドは、クラリティの評価が低く安価で取引されますが、美しく色が入った天然もののダイヤモンドに関しては、無色透明のものよりもさらに高い価値が認められることがあります。

なぜなら、カラーダイヤモンドは通常のダイヤモンドに比べて非常に産出量が少なく、希少価値が高いからです。

特に高額なカラーダイヤモンドとは?

特に、ブルーダイヤモンドや鮮やかな色のピンクダイヤモンドは高額で取引されることが多く、価値が高いものとされています。ダイヤモンドの色には、そのほか、イエローやブラウン、レッドなどさまざまなものがあります。

ダイヤモンドに比べて価値が落ちるといわれることもあるカラーストーンですが、カラーダイヤモンドの場合はこの限りではないのです。

人工カラーダイヤモンドに注意

ただし、カラーダイヤモンドのなかには、人工的に色をつけられたものもあります。このような人工的に作られたカラーダイヤモンドに高い価値はありませんから注意しましょう。

高額な査定が期待できるのは、あくまでも天然のカラーダイヤモンドだけです。

高い技術のカッティング

カットは、ダイヤモンドの価値を定める「4C」の中にも入っている大切な評価ポイントです。当然、もっともよい評価である「EXCELLENT」評価であれば、それだけ高額での買取が期待できます。

しかし、実は、「EXCELLENT」のなかでも、特に高い価値を持ったダイヤモンドも存在しているのです。それが、「3EX(トリプルエクセレント)」や、「ハートアンドキューピッド」と呼ばれるダイヤモンドです。

トリプルエクセレントとは?

トリプルエクセレントというのは、カットの評価基準である「プロポーション」、「シンメトリー」、「ポリッシュ」の3つがすべてEXCELLENTであったダイヤモンドのことです。

鑑定書に「トリプルエクセレント」と書かれるわけではありませんが、それぞれの評価がすべてEXCELLENTだった場合は、「カットの総合評価はEXCELLENTだが、シンメトリーやポリッシュはEXCELLENTではない」というダイヤモンドよりも高評価になります。

ハートアンドキューピッド

また、ハートアンドキューピッドは、シンメトリー性に優れたダイヤモンドのうち、ある特定の形を持ったものに現れる特徴です。

この特徴を持ったダイヤモンドは、専用の機材を使って観察することで、キューピッド(矢)や、ハートが並んでいるような独特の形状を観察することができます。

EXCELLENTのダイヤモンドのうち、ハートアンドキューピッドが見られるものについては、さらに高額査定が期待できるでしょう。ただし、ハートアンドキューピッドが見えるからといって、必ずしもEXCELLENTだとは限らないため注意しましょう。

セルフクリーニングで少しでも綺麗に

ダイヤモンドを買取店に持ち込む前に、汚れをしっかり落としておきましょう。自分でできる簡単なクリーニング方法をご紹介します。

簡単なセルフケア

  • 中性洗剤を水かぬるま湯で薄めてダイヤモンドを入れる
  • そのまま少しつけ置く
  • 柔らかい歯ブラシなどでダイヤモンドを洗う
    (台座の裏側などもまんべんなく洗うと綺麗になりますが、力をいれすぎないように注意してください)
  • きれいな水かぬるま湯をはったボウルにアクセサリーを入れてすすぐ
  • 柔らかい布などで水けをふき取る
  • これだけですから、誰でも簡単に行うことができます。ただし、古いアクセサリーや留めがゆるいアクセサリーだと、ダイヤモンドが落ちてしまうことがあります。

    洗うときは、基本的に入れ物の中で作業をするようにして、落ちたときに紛失してしまうことがないよう気を付けましょう。洗い終わったあとも、すぐにボウルの水を捨ててしまわずに、落ちてしまったパーツなどがないか十分確認するようにしてください。

    なお、これはあくまでもダイヤモンドとプラチナや金などでできたアクセサリーの洗い方で、宝石や地金の種類によっては、この洗い方が適していないこともあります。

    買取依頼の前に予備知識を持っておこう

    買取額が高いダイヤモンドがどんなものかイメージできたでしょうか?これから買取を依頼しようと考えている方は、これらを理解しつつぜひ査定をしてもらいましょう。