市場に出回ることが希少な「レアカラーダイヤモンド」

2017.11.222019.03.05
ダイヤモンドと言えば、無色透明のものが広く認識されています。一方で、透明色に色味が加わった「カラーダイヤモンド」も数種類存在します。限られた生成条件のため希少性が高く、高価取引されるのが一般的です。

さらに、通常のカラーダイヤモンドよりもさらに限られた条件下で生成される「レアカラーダイヤモンド」と呼ばれるタイプも存在しています。そうした希少性を極めるレアカラーダイヤモンドの中から、数種類をご紹介しましょう。

レアカラーダイヤモンド1. レッドダイヤモンド

「レッドダイヤモンド」は、カラーダイヤモンドの中でも、特に希少性の高いダイヤモンドであり、おそらく世界でもっとも価値ある宝石のひとつです。世界でも30個ほどしか存在していないことから「幻のダイヤモンド」とも称されています。

通常の市場に出回ることはなく、一般の方が手に入れるのは非常に困難です。その希少性ゆえに、驚くような値がつけられています。2011年にイギリスで落札された13.9カラットのレッドダイヤモンドには、800万ドル(約9億8000万円)もの値がつけられました。

こちらのレッドダイヤモンドは、落札したムサエフ社にちなんで「ムサエフ・レッド」とも呼ばれています。

レアカラーダイヤモンド2. ブルーダイヤモンド

「ブルーダイヤモンド」は、レッドダイヤモンドと並んで価値あるカラーダイヤモンドとして有名です。これまでに落札されたブルーダイヤモンドの中には、レッドダイヤモンドの落札価格をしのぐものさえあります。

2014年にはと世界最大13.22カラットのブルーダイヤモンド「The Blue」が競売にかけられ、あのムサエフ・レッドを上回る2,379万ドル(約24億2,000万円)もの値段で落札され話題になりました。現在では、米高級ジュエリー・ブランドのハリー・ウィンストン社が落札したことにより、「ウィンストン・ブルー」という名称に変更されています。

また、2016年には14.62カラットのブルーダイヤモンドが史上最高値となる5754万ドル(約63億4,000万円、手数料込み)で落札されました。こちらは故フィリップ・オッペンハイマーが所有していたことから、「オッペンハイマー・ブルー」とも呼ばれています。

レアカラーダイヤモンド3. パープルダイヤモンド

「パープルダイヤモンド」もまた希少価値の高いダイヤモンドです。落ち着いた色合いからファンが多く、パープルダイヤモンドの指輪やルースを所持しているセレブリティは少なくありません。

生成条件そのものが厳しく希少性が高いことに加え、美しい紫色を発色する例は極まれなんです。また、濃淡や色合いによって違った表情を見せるカラーダイヤモンドとしても知られています。明確に発色していないパープルダイヤモンドは、ピンクダイヤモンドとして鑑定される例も少なくありません。

レアカラーダイヤモンド4. オレンジダイヤモンド

「オレンジダイヤモンド」は、ほとんどの場合オークションにかけられ、一般的な市場に出回ることはまずありません。大半が茶色や黄色かかったもので色付けの等級づけが難しく、純粋なオレンジ色を探すことが困難なダイヤモンドでもあります。

レード最上位に位置する「ビビットオレンジ」は希少性が高く、ほかの同カラットのカラーダイヤモンドとは10倍近い価格差が生まれることもあるようです。逆に「ファンシーライトオレンジ」というカラーグレードのアイテムは比較的市場に流通しやすく、お手頃な価格からも人気となっています。

レアカラーダイヤモンド5. カメレオンダイヤモンド

「カメレオンダイヤモンド」は、温度変化や光を当てることによって、カメレオンのように色が変化する特殊なダイヤモンドです。もともとは1943年に発見された、光に当てられてブロンズ色から緑色へと変化する個体が「カメレオンダイヤモンド」と呼ばれていました。

その後、一定条件で変色するダイヤモンドが次々と見つかったことにより、「変色するダイヤモンド」を総称する言葉として「カメレオンダイヤモンド」という名称が用いられるようになったのです。

現在では、通常時の色がオリーブグリーンやグレーグリーンのダイヤモンドで、熱を加えて約200℃~300℃になる、または一定期間暗所に保管した場合にレモンイエローやオレンジイエローに変化するものが一般的なカメレオンダイヤモンドとして知られています。

レアカラーのダイヤモンドかどうかを査定で確認してみては?

いかがでしょうか。もちろん上述したようなレアカラーダイヤモンドを手に入れるのは非常に困難です。一方で、価値判断の難しさから掘り出し物のレアカラーダイヤモンドが安価に流出している可能性は捨てきれません

宝石コレクターの方であれば、知らないうちにレアカラーダイヤモンドを手にしていることは十分に考えられるでしょう。特に見落としやすいのが、カメレオンダイヤモンドです。一般的な宝石を管理する環境ではカメレオンダイヤモンドの変色条件を満たさず、カメレオンダイヤモンドに気付かない方が少なくないのです。

お手持ちのダイヤモンドは売却の意志に関わらず、一度プロに査定の依頼し、価値を確かめることをおすすめします。

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