ダイヤモンド査定「減額」される4つのポイント

ダイヤモンドの買取査定では、石の状態によって査定金額が減額されてしまうことがあります。所有者にとって、ダイヤモンドは特別な石。さまざまな思い出が詰まっていることでしょう。

高価買取を期待していたのに、実際に査定を受けてみたら思ったよりも低額だった…。このようなときには、ダイヤモンドの状態が悪かった可能性も。どのような場合にダイヤモンドの査定金額は減額されてしまうのでしょうか。4つのポイントを紹介します。

ダイヤモンドの「4C」と「蛍光性」

ダイヤモンドの買取で重要なのは、「どのような性質を持つ石なのか」という点です。ダイヤモンドは天然のもの。全ての特徴が一致する石は存在しません。

鉱山から採掘された「原石」が、職人の手にかかり、美しいダイヤモンドへと変貌していきます。この過程の中で、ダイヤモンドの価値は決まっていくのです。

ダイヤモンドの価値をはかる際に欠かせないのが、「4C」と言われる国際基準です。

4C

  • カラット(Carat)⇒重さ
  • カラー(Color)⇒色
  • クラリティ(Clarity)⇒透明度
  • カット(Cut)⇒研磨

高い値がつくダイヤモンドは、「より大きく重く、無色透明。ルーペで中をのぞいたときに内包物がなく(透明度が高い)、カットした際の対称性や研磨状態が良いもの」となります。

反対に「サイズが小さく黄色がかった色をしており、内包物が多く、さらにカットの腕があまり良くない」と判断されてしまえば、減額されるポイントとなってしまうでしょう。

蛍光性とは?

もう一つ忘れてはいけないのが、「蛍光性」です。「4C」と比較してあまり意識されることはありませんが、ダイヤモンド買取時には重要なポイントとなります。

蛍光性とは、ダイヤモンドが持つ特徴の一つで、紫外線を当てたときに色味を発することを指します。ほとんどのダイヤモンドはこの蛍光性を持っていますが、蛍光性が強いものは白濁して見える原因になってしまいます。

  • None(蛍光性無し)
  • Faint(弱い)
  • Medium Blue(中)
  • Strong Blue(鮮やか)
  • Very Strong Blue(かなり鮮やか)

ダイヤモンドの蛍光性は、これら5つのランクで表示されています。Strong Blue以上になると、ダイヤモンドの見た目に関わる問題として、減額の対象となってしまいます。

どの程度影響を与えるのかは業者によっても異なりますが、蛍光性がない、もしくは弱いものと比較すると、10%から40%もの減額になってしまうケースもあります。

普段意識することが少ない蛍光性についてですが、ダイヤモンドの鑑定書をチェックしてみると、「蛍光性」という欄が用意されています。買取を検討し始めたときには、どのようなランクが表示されているのかチェックしてみてください。

「レーザードリルホール(LDH)」による影響

ジュエリーに使われることも多いダイヤモンドは、「見た目」が命です。透明度が高く美しい石ほど価値が高いとされています。身につける方にとっても、「きれいな状態に見えるかどうか」は重要なポイントだと言えるでしょう。

ダイヤモンドは、見た目を良くするために人の手が加えられているケースがあります。これがレーザードリルホール、略してLDHです。

LDH(レーザードリルホール)とは

ダイヤモンドの中には、内包物が目立つものがあると「4C」の項目でお伝えしました。内包物が多いダイヤモンドは、価値が低く敬遠されてしまいがち。

より美しい見た目に仕上げるために、レーザーでごく小さな穴をあけ、内包物を取り除く処理が行われることがあります。

鑑定書に記載、査定でも一目瞭然

肉眼ではほとんど確認できませんが、鑑定士がチェックすれば一目瞭然。手を加えられていないダイヤモンドと比較して「価値が劣る」と判断され、買取査定金額も低額になりやすいです。

自身が所有するダイヤモンドにLDHの処理が施されているのかどうかは、鑑定書に記載があります。鑑定書に「LDH」の記載がある場合は、価値が大幅に下がってしまう可能性もあるので注意しましょう。

古い鑑定書の場合は、LDHの記載がない可能性も。古い品物は、一度買取査定を利用してその価値を見極めてみるのもオススメの方法です。

「汚れがたまっている」と印象ダウン

長い間使っていないダイヤモンドジュエリーを売却する場合、ジュエリーの細部やダイヤモンドの表面に汚れがたまっていることもあるでしょう。

汚れがたまったジュエリーをそのまま査定に出しても、あまり良い印象は持たれません。再販時にはきれいにメンテナンスするとしても、査定は「汚れたままの状態」で行われるためです。

査定は最低限のクリーニングをしてから

ダイヤモンドの場合は、輝きが少ないものほど減額対象になってしまうという特徴があります。もともとの質は高いのに、汚れが原因でくすんで見えるようであれば、非常にもったいないです。

最低限のクリーニングやメンテナンスを施してから査定を利用することで、高価買取を期待できるかもしれません。

減額ポイントを理解して、できるだけ高額買取に近づけよう

ダイヤモンドの買取においても、残念ながら減額ポイントは多数あります。市場価値が高いのは、やはり「品質が高く稀少性があるダイヤモンド」でしょう。こうした条件にあてはまるダイヤであれば、高価買取が期待できます。

質が高くないダイヤモンドをできるだけ高く売りたいと思ったときには、ダイヤモンドの買取を積極的に行っている店舗を選びましょう。再販ルートを多く持っている業者であれば、どんなダイヤモンドでもできるだけ高く買取してくれます。希望の価格に近づく可能性も高まるでしょう。